遅い光回線を最大限に高速化!設定パフォーマンスアップの裏技

今や快適なインターネット環境は、プライベートでも仕事でも必須アイテムになりました。
しかし、思った以上に回線が遅くてイライラすることも多いのではないでしょうか

自宅に高速の光回線を引いているのに、なぜか遅い…。
そんな経験、誰しもあるはずです。

でも安心してください!実は、ほんの小さな設定の違いで、驚くほどの高速化を実現できる可能性があるのです。さらには、正しい環境を整備すれば、光回線の本来の力を最大限に引き出すこともできます。

今日は、そんな光回線の高速化を実現する徹底マニュアルをお届けします。設定のポイントから家庭内の環境作り、さらには契約プランの見直しまでをカバーいたします。

動画でも紹介していますので、一番下のYoutube動画をご覧ください。

自分の回線速度を正確に計測する

まずは現在の回線速度を正確に計測しましょう。
Fast.comなどの速度計測サイトを使うのがおすすめです。

計測した数値は、単位「Mbps」で表されています。
動画視聴などの快適な利用には最低でも100Mbps、通信に遅延がほとんどないのであれば300Mbps以上が理想です。

それ以下の数値であれば、高速化の必要があります。

インターネット接続方式のIPv6化

遅さの原因になっているのが、従来型のIPv4/PPPoE接続だった場合、すぐにIPv6/IPoEに変更しましょう。IPv6は新しいインターネットプロトコルで、IPv4に比べて高速かつ安定したデータ通信が可能です。

IPv4は一般道路に例えられ、IPv6は渋滞のない高速道路と言えるでしょう。この接続方式への変更は、多くのプロバイダーで無料で行えます。

接続方式がIPv6になっているかは、各種Webサイトで簡単に確認できます。

ホームゲートウェイ/ルーターの交換

2018年以前に発売された古いホームゲートウェイ/ルーターだと、IPv6に対応していない可能性があります。 この場合は、IPv6対応の最新機種への買い換えをおすすめします。また、ホームゲートウェイだけでなく、無線LANルーターの交換も検討しましょう。

5年以上前に購入した機種は、最新の高速無線規格に対応していない可能性が高いためです。

有線LAN環境の最適化

ホームゲートウェイから無線LANルーターへの有線接続で使用しているLANケーブルには注意が必要です。古いケーブルや低スペックのものを使っていると、ボトルネックとなり回線の力が十分に発揮できません。

最低でも「カテゴリ6A」規格以上のLANケーブルを使用する必要があります。

有線接続の距離が長い場合は、無線LANよりも有線LANの方が速くなるケースもあります。
ルーター側の有線ポートから複数のデバイスに有線で接続するのも高速化の選択肢の一つです。

最新規格に対応した無線LAN環境

無線LANを使っている場合、受信電波の規格が古いと、回線の高速化が限界となります。 最新の無線LANルーター、無線LANカードやアダプターを使うことで、対応規格を最新のものに変更できます。

通信速度と電波到達距離を両立するならWi-Fi6がおすすめです。Wi-Fi5でも遅くはありません。一方で、規格がWi-Fi4以前だと既に高速化が難しくなっています。

電波の周波数に関しては、原則として5GHz帯の方が速度が出やすくなっています。ただし、遮蔽物が多い家ならば、到達距離の長い2.4GHz帯の方がよいかもしれません。同時に両方の電波を使えるデュアルバンド機能搭載のWi-Fiルーターがおすすめです。

高度な無線LAN設定

機器の交換だけでなく、無線LAN自体の設定を最適化することも重要なポイントです。
主なWi-Fi設定項目はこちらになります。

・無線チャンネル
隣の家の電波とチャンネルがかぶらないよう調整

・無線通信規格
最新のWi-Fi6、Wi-Fi5に設定

・無線帯域幅
電波が混雑していれば狭帯域(20MHz)がよい

上級者は、アクセスポイントのスループットを最大化する設定を行うことで、更なる高速化を実現できるかもしれません。

ネットワーク帯域の分離と共有設定

家や会社では複数のデバイスでインターネットを利用するため、同時接続台数の多いWi-Fiルーターを選ぶことが大切です。また、利用シーンに応じてネットワーク帯域を分離することで、各デバイスの速度低下を防ぐことができます。

例えば作業用のSSIDとゲーム用のSSIDを分ければ、干渉を避けられます。

プロバイダーの見直しと最適プラン選択

現在契約しているプロバイダーのサービスが、光回線を最大限に活用できているか見直す必要があります。一部のプロバイダーでは、料金プランによって最大通信速度が制限されていたり、帯域を固定的に分割してしまっていることがあります。

世帯構成や利用シーンに合わせて、最適なプランを検討しましょう。

月額料金や付帯サポートなどで不満がある場合は、乗り換え先のプロバイダーも視野に入れましょう。他社の速度制限がない最新サービスに切り替えることで、劇的な高速化が見込めるかもしれません。

まとめ

設定の見直しから環境整備、サービス選定まで、さまざまなポイントをご紹介いたしました。
一つひとつ見直していけば、今まで遅かった光回線が、まるで新しい回線を引いたかのように大変身することでしょう。

戸惑うこともあると思いますが、一つずつ着実にこなしていけば、必ず満足のいく快適な通信環境が手に入るはずです。

速度の遅さにイライラしていたみなさん、この動画のおかげで、通信の不満から解放されることを願っております。

この記事を書いた人

エンルック
ホームページ制作会社をしています。最初は小さなページから段々と大きくしていくホームページ制作を得意としています。集客についてや、スマホのサイトなど、インターネットに関することなら何でもご相談ください。格安でスマホを使う方法も教えます。
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